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姫が出ていった浴室のドアを見つめながら次の行動を考える。
とりあえず宝物庫とかがあるはずだ。どうするか…。人を呼びにいかれると困るし、姫を追いかけて場所を吐かせるか…。
そう思って浴室のドアに手をかけると、急にドアが開き追いかけるまでもなく、姫が入り込んできた。
予想外な出来事に呆気に取られていると姫が日記帳みたいなノートを差し出してきた。
「な…何?」
俺が言うと、姫はノートを俺に押し付けるようにした。俺は黙って受け取りノートに目を落とした。
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