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「あっつぅぅぅい~!!」
スカートでパタパタと仰ぐ。
「Σおま//お前女だろ!?もうすこし遠慮しろよ!!」
が照れ隠しに怒ると璃捺菜はニヤニヤと俺に擦り寄った。
「あー!もしかしてドキドキしちゃった♪!?」
わざとスカートを太股まで上げて俺をからかってくる。 「るせぇ//!!」
くすくすと璃捺菜は笑った。
「ねぇねぇ!翼は何の花が好き?」
腰掛けたベンチから立ってフェンスに寄り掛かる。
「花~?また前触れもなく‥つか男に聞くってどうなんだ‥?その質問‥」
捺菜は凛とした表情で眩しい太陽を見つめる。
「眩しい~‥あたしね‥向日葵が好きなんだ♪強くてひた向きに太陽をずっと見つてて‥」
璃捺菜は眩しそうに額に手を添えて太陽を見つめる。
「向日葵ねぇ~‥ハムスターの餌だな」
俺がそういうとぷぅと頬を膨らませて拗ねる。
「それは種だもん!!」
必死に言い返す璃捺菜に笑みを返した。
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