指切り

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「!?////」 顔を見ると真っ赤な顔をしている璃捺菜。 可愛いくて口元が緩む。 「じゃあ行ってくるわ。」 緩む口元を隠して何事もないようにベンチに戻ろうとしたときに璃捺菜に腕を捕まれた。 「////お守り。作ったから付けてあげる////」 そう言って俺の足首に青と白でできたミサンガを付けた。 しっかり願掛けもして。 「頑張ってよね♪あたしが来てあげてるんだから////」 まだほんのり赤い璃捺菜の顔を見つめた。 そんな璃捺菜の頭をポンポンと叩いて 「負けねぇーよ、これがあるし。」 とミサンガを指差しながら笑った。 璃捺菜からも笑顔が見えた。
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