第一章 憧れの彼

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「みんないますね?」 改めてそう確認すると、コクッとうなずく部員のみんな。それを確認すれば、パタンと出席簿を閉じる。 「じゃあまず、ウォーミングアップな~。」 出席確認が終われば、部長こと、泉水先輩の指示で練習が始まった。 いつもは面倒くさそうにウォーミングアップをする部員の人達も、大会が近い今日この頃は、みんな一生懸命だ。 「みんな一生懸命だな~…」 みんなの様子を見ていると、自然と笑みが零れて、無意識に呟いていた。 練習開始から1,2時間ぐらいたった頃、今日の練習の仕上げとして、部員同士の練習試合が始まった。 練習と言えど、これは立派な試合。みんなの動きはとてもいい。 その中でもやっぱり、泉水先輩が一際輝いて見える。これが恋の力ってやつかな♪
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