第一章 憧れの彼

4/8

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
さっきの練習試合から30分がたった頃、部活動終了のチャイムが鳴った。そのチャイムを聞けば、タオルとスポーツドリンクを持って、先生と分担して、それぞれをみんなに渡していく。 「泉水先輩、お疲れ様です。」 「お、サンキュ。」 タオルを渡せばニコッと微笑んでお礼を言ってくれる泉水先輩。 先輩…その笑顔素敵すぎますッ…/// 「宮瀬~、今日の俺のプレー、どうだった?」 先輩の笑顔に魅入っていたら、突然の質問。その質問に、私は慌てて答える。 「えっと、先輩のプレーですか?そうですね…シュートとかも決めてて、よかったと思いますよ?」 「そっか。大会近ぇから、マネージャーの意見も聞いとかねぇと思ってさ。ま、よかったら安心だけど。」 そう言ってニッと微笑めばスポーツドリンクを一気飲みした。 そんな姿さえも、カッコいい…/// ホント、どんだけ泉水先輩のことが好きなんだろ?私(笑)
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加