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するとそこには、山崎歩が立っており、その後ろに隠れるように如月水桜が立っていた。
左之助「何だお前らか…」
左之助の素直な感想に、歩が左之助を睨む。
歩「私達で悪かったわね!!」
左之助「あぁ、早く転入生見たかったのになぁ…」
左之助が言うと、水桜は歩の後ろから顔を出し、涙声で"ごめんなさい…"と言った。
左之助はそんな水桜の様子に驚き、慌てて「歩姉に言っただけだから、如月が謝るなよ」と言う。
すると歩が反論しようとし、喧嘩になりそうになったので、新八が二人の間に入った。
新八「それより、歩姉と如月がこんなギリギリに来るなんて珍しいね。
どうしたの?」
新八の問いに、水桜は体を"ビクッ"っと震わせ、再び歩の後ろに隠れた。
歩「…ちょっと…
ね…」
歩は誤魔化すかのように呟く。
新八「?」
その時再び教室の戸が開いた。
慌てて歩と水桜も自分の席に着く。
そして入り口を見ると、そこには土方先生が立っていた。
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