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ゴールデンウィークが開け、新八は登校する生徒に紛れていた。
その途中、新八は声をかけられる。
平助「ぱっちゃん!!
おはよう!!」
新八「あぁ、平助。
おはよう。
もう学校生活に慣れた?」
二人とも寮生のため、学年が違っても毎日会っている。
そして、二人と左之助の三人は平助が入学してすぐに意気投合したのだが…
ゴールデンウィーク中、実家に帰っていたため、久々に会った。
それにも関わらず、"久しぶり"の挨拶も無い事に、新八は小さく笑った。
平助「もう一ヶ月も経つんだから、慣れたよ!!
それより、今日は転校生が来るんだって!!」
新八「へぇ…
それ、誰から聞いた?」
平助「近藤先生」
新八「じゃあ、平助のクラスに来るんだね」
平助「そうみたい。
可愛い女の子だったら良いな!!」
新八「可愛いからって、急に飛びついたりすると、嫌われるよ?」
平助「初対面の人に、いきなり飛びつかないよ!!」
新八「そうだね。
さすがに平助でもそこまで馬鹿じゃないか」
平助「そうだよ!!
じゃあ、僕は先に行くね」
平助はそう言うと、上機嫌で学校に向かって走っていった。
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