・伝える想い

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―――――… ――…… おかしい…。 絶対におかしい…。 家を出てから3分が経過した。 学校へ行く道のりをいつも通り、何も変わらず歩いているときだった。 ―…色んな人の視線を強く感じ、陸斗をみてはこそこそ話を始めるのだ。 しかも、その行為は男性よりも女性の方が圧倒的に多い…。 理由はなんだ? 跡は隠した。 有名人でもなければ、弥姉みたいに人気者でもない。 じゃあ何で…? 不安は徐々に募っていく。 陸斗はそんなたくさんの視線を浴びながらも、学校へと着く。 …学校に着けばもう大丈夫だ…。 陸斗はホッとしながら校舎に入り、上履きに履きかえる。 …しかし、安心したのも束の間、痛い視線はよりいっそうひどくなったのだ。
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