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『梓~?遅刻するわよ~?』
「は~い!!」
私は慌てて制服に着替え、階段を駆け降り、リビングへ。
「全く…高校生なんだからもっとしっかりしなさい。ほら、早く食べちゃって!」
「だって~…」
私は文句を言いながら、パンに手をつけた。
「姉貴、朝からうるさい。行ってきます…。」
「何よ!!この低血圧チビ!!」
「梓!!」
「お。和樹もう行くのか?じゃあ俺も一緒に。」
「えっ!お父さんも行くの?私も行く~!」
食べかけていたパンを牛乳で流し込み、玄関に向かった。
「梓!お弁当は?」
「持ってるよ~。行ってきま~す!」
私は勢い良く扉を開け外に出た。
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