日常、そして始まり

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放課後、私は部室の鍵を職員室に取りに向かっていた。 私はあの後も引っ掛かっている何かを考え、ずっともやもやしていた。 思い出せそうで、思い出せない感じとよく似ている。 私はその事を誰かに相談する事も出来ずにいた。 自分でも分からない事を誰かに話して分かってもらえるはずは…無い。 「あぁ~何だろう!!イライラする~まぁ…その内分かるよね…よし、部活頑張ろう!」 「梓~今から部活~?一緒に行こー」 「あっ…うん!!」 私は鍵を取ると、急いで部室へと向かった。
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