日常、そして始まり

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「梓~ごめんね。鍵取りに行ってもらって。」 「こらあんた達、部長に取りに行かせちゃ駄目でしょう?」 「「すみませんでした!」」 「いいのいいの。私が好きでやってるんだし。帰りのホームルームが遅かったんでしょ?」 「全く~本当に甘いんだから梓は~体操部も一応体育会系何だから厳しくやんないと~。」 「あはは…さっ早く着替えて練習練習!張り切って行くよ~!!」 「「はい!!」」 部活をしている時には私はもう考えていた事などすっかり忘れてしまっていた。 でもその答えが出るのに、そう時間はかからなかった。
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