823人が本棚に入れています
本棚に追加
…目が覚めると、
そこは天国でもなんでもなくて、
何処かの部屋だった。
『…?』
私はベッドから出て、部屋を眺めた。
ガチャッ
振り向くと、
そこには10人のうちの1人が立っていた。
「目ぇ覚めたんだ。」
『ここは…?』
「俺の部屋。」
『…私、どうして。』
「目の前で倒れられちゃ、
ほっとくわけにいかないでしょ。」
『殺すんじゃなかったの?』
「…」
『別にいいよ?
私なんか死んだって。』
「え?」
.
最初のコメントを投稿しよう!