女目線

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ミルクがようやく甘くなりきった頃、私は知らず知らずにして頬が緩んでしまっている事に気がついた。 彼もそれに気づいたのだろう、掌はまた私の髪を撫で始めた。 私は目を閉じたままだったが、掌は止まる事はなかった。 それは再び私が眠りに落ちるまで続いた。 何度も何度も続いた。
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