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襟足の赤い男が振り返り、近いてくる三人組を確認する。
相変わらず金メッシュの男は睨み付けている。
寛人がまさにタンカを切りだそうとしたその時…………
「ちょっとちょっと!!ストップストップ!!」
一触即発の空気を断ち切ったのは黒短髪でギターケースをしょった男だった。
「本当すいません!!勘弁してください!!」
その男は彼等の間に割り込み寛人逹に平謝りする。
「ナイス安島…おい、緑川!!お前も謝れ!!」
襟足の赤い男が金メッシュの男を見て言った。
ジョニーがその様子を見て口を開く。
「謝るのはお前だろ??」
「…え??」
襟足の赤い男は戸惑った様子を見せた。
「ラストの唐揚げ…」
ジョニーが恨めしそうに指を差す…
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