別れの章

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今は、2001年9月30日午前1時…… プルルルル… プルルルル… 突然オレの電話がなりだす。 『なんだ、オカンからか。』よく電話がかかってきたりするから、正直面倒だった。 なぜなら、今のオレは、会社の寮に住んでいて、休みは、友達の家で寝泊まりする生活をしていた。若さもあり、親をウトイ存在に扱っていたのだ。 しかし、電話にでるオレ 『なん?』 オカンが寂しそうな口調で 『休みの日くらい家に帰っておいでんて。』 うっとうしそうにオレ 『普段は働いとるんだで、休みの日くらい自由にしてもいいじゃん。』 そのまま電話を切る。 後でこんなに後悔するとも知らず… 友人の杉浦が言う 『どうした?』 オレ『ああ、またオカンからだ。ほんとに電話めんどくせぇ。』 微笑するオレと友。 その日は、いつも通り2時くらいまで遊び、眠りにつく。
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