6人が本棚に入れています
本棚に追加
僕は寛ちゃんが運び出される時に1番顔が良く見える場所に移動した。
そしてその時がきた。
前を通り過ぎて行く寛ちゃん!
その光景がスローモーションになる。
寛ちゃんの顔が見える
穏やかな寛ちゃんの顔が見える
寛ちゃんの顔が目の前にきた瞬間に
『寛ちゃん!
寛ちゃん!
ありがとう!
ありがとう
寛ちゃ-ーーん』
僕は涙が止まらない
拭いても 拭いても
止まらない
あれから、年月が経ち、時は流れた。
僕の中には、寛ちゃんの元気な姿がはっきりと残っています。
そしてあの言葉も
『今日の晩飯なに?』
あなたは今、何をしてますか?
あなたの仲間は、みんな元気いっぱいに、あなたの分まで生きています。
あなたの優しさは、みんなの心の中に、今でも残っています。
安らかに眠り
そして
遠くから
みんなを
仲間を
ずっと 見守って
下さい
あなたに今でも
伝えたい
この気持ち
『心から
ありがとう』と。
最初のコメントを投稿しよう!