闇の支配人
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そのビルの入り口から 黒い服を着て、 杖を持っている 60~70代前後くらいの老人が、 杖をつきながら こちらに寄ってきた。 『あなた、 例の招待状の 受取り人ですね?』 彼はいきなりの支配人の登場 に少しおののきながら、 「はい、そうです。」 と答えた。 支配人は不適な笑み をこぼしながら、 『どうぞ、こちらへ。』 とそのビルの方へ 招かれた。
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