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ここでチャイムが鳴り響く。
まだ名残惜しい眼差しをしてくる二人に、また明日と言って教室に戻った。
放課後にて~
深夏「鍵、一緒に帰ろうぜ?」
杉崎「そうだな」
俺は深夏と帰るべく玄関に。
真冬「あ、杉崎先輩とお姉ちゃん」
二人して靴を履き変えているところに登場する真冬ちゃん。
こうしていつものように三人で帰ることに。
三人並んで肩を並べ、俺を間に挟んで右側に深夏、左側に真冬ちゃん。まさに両手に花とはこのことだ。
真冬「杉崎先輩、て、手を繋いでもいいですか?」
杉崎「もちろんいいよ」
そして真冬ちゃんと手を繋ぐ。女の子だけあって、真冬ちゃんの手の感触はとても柔らかい。
真冬「なんだか真冬、恥ずかしいです」
そう言って顔が朱に染まる。実にかわいらしい。
すると、突如いきなり深夏が手を繋いできた。
深夏「あたしも、つ、繋ぎたいから繋いでみた」
その微妙に恥じらう姿が実にかわいらしい。普段の活発な深夏からは想像も出来ないことだ。
杉崎「深夏、可愛いよ」
深夏「な…何いきなり言ってんだよ、照れてるじゃねぇか」
そういって顔が朱に染まる。まったく、姉妹揃って可愛いぜ☆
こうして今日もいつものように帰ったとさ。
第一章~完~
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