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杉崎「その通り!全部で第八十二章まであるよ。因みにだんだんと内容は過激になっていき、いずれは肉体関係も(以下省略) 」
真冬「……」
あ、あれ?真冬ちゃんが白目向いたまま気絶してるよ?
それより、なんで皆俺のせっかくのハーレム話を聞いてあんな風に屍になるのかが不思議だ。
まぁいっか。さて、このハーレム話を小説として書くかな。
俺はすぐさま携帯を取り出し、モバゲーへログインする。そして、自らのクリエイターのページを開いて早速書こうと――
杉崎「あぁー!?」
会長「こらぁー杉崎!なに勝手に書こうとしてるのよ!」
問答無用でいきなり携帯を奪われた。
杉崎「………ちっ」
会長「今さりげなく舌打ちしたよね!」
杉崎「気のせいですよ、きっと」
会長「そうかな…まあ、いいや。とりあえず杉崎の考えた話はボツ」
杉崎「…なぜだ」
深夏「ボツで当然だな」
くっ、なにも言い返せない。
深夏「じゃあ次はあたしの話だな」
会長「え、これいつから順番制になったの!?」
そして深夏は語りだした。
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