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杉崎「うわあああああああ!やめてえええええ!」
悶えながら、叫び崩れ落ちる俺。
真冬「えー、これからいいところなんですよ?」
杉崎「全然よくないし!」
真冬「杉崎先輩はこういう話は嫌いですか?」
うるうるとした瞳で見つめてくる真冬ちゃん。
可愛い、可愛いけど……。
杉崎「嫌いとかいうか…話が妙にリアルで怖いよ…」
そう、実は先月に中目黒(※小説の生徒会の日常のP95参照)という人物が俺のクラスに転校してきたわけでして。仮にも真冬ちゃんが考えたキャラがリアルに登場したわけですよ。もうあれだな。真冬ちゃんはもはや腐―――
真冬「駄目です杉崎先輩!それを言ったら、なんか駄目です!」
杉崎「遂にはこっちの地の文まで読めるようになったかっ!」
はあはあ、もう疲れたよパトラッシュ。
深夏「それで次は誰なんだ?」
俺と真冬ちゃんのやり取りを盛大にスルーして話を進める深夏。
知弦「残るは私とアカちゃだけど、どっちがさきにいく?」
会長「真のラスボスは最後に登場するもんなのよ!」
知弦「ふぅ、わかったわ。それじゃあ――」
そして知弦さんは静かに話だした。
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