モバゲーにデビューする生徒会

5/26
前へ
/111ページ
次へ
知弦「あ、でも一回だけなら触らせてあげるわ」   杉崎「ほんとですか!」   知弦「ほんとよ、一回五百万円だけど」   杉崎「金取るの!?そしてなにより高い!」   知弦「そう?たいした額じゃないでしょ?キー君なら簡単に集められると思うわ。例えば強盗とか強盗とか」   杉崎「何その誘導!?」   知弦「大丈夫よ、ほんの少しだけなら手伝ってあげるわ。この手のことなら慣れてるから」   杉崎「てか強盗することが前提に!」   知弦「それか誘拐なんてどう?夜の公園でジュースを買いにきた少女に、『僕は君が欲しいんだ』的なことを言えば大丈夫よ」   杉崎「え?俺執事になるの!?」 知弦「まあ、その話はここで終了ね」   杉崎「…はあはあ」   なんだが異様にツッコミ疲れた。つか知弦さんって一体何者?   杉崎「それより…会長を起こしません?」   知弦「そうね 」   そう言って知弦さんは会長の鼻を指で摘む。ついでに口も塞ぐ。   会長「………んぐぅっ!」   あ、息が出来なくてもがいてる。なんともかわいらしい光景。   会長「んぐっ!?ぷはぁっ!」   やっとの思いで知弦さんの攻撃から抜け出した会長。
/111ページ

最初のコメントを投稿しよう!

181人が本棚に入れています
本棚に追加