記憶喪失

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「おぉ犬夜叉。ん?どうしたんじゃ、かごめ…」 楓が眉をよせながら聞いた。 「頭…強くうっちまって…」 「あたしの…せいなんだ…」 珊瑚がうつむいたまま楓に話す。 「なに、どういうことだ?」 「まあ、話は後で言います。それより、かごめ様が…」 「あぁ!すまない。とりあえず、そこに寝かせてやりさない。」 犬夜叉は無言で楓の指示に従った。 犬夜叉は、かごめの手を握った。 かごめ…… はやく目を開けてくれ… 犬夜叉はそう願った。
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