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基本的に家から出ない俺は、すでに太陽光でフラフラ。
すでに出発前から残りHPは5を切っているが、何とか畑に着いた。
一面に広がるビニールハウス。
適当に中に入ると、鍬の横に不自然に剣が刺さっていた。
「うはwwww村長バカだろWWWWテラ邪魔」
笑っているが、ビニールハウスの中はサウナ状態。
キャベツ高原野菜だから萎れてるしwwww
暑さで俺のHPは既に3。
村の中で死ぬんじゃね?
死期を感じて急いで剣を掴み、抜こうと試みる。
「んん…びひゃあ!TENNDE抜けねぇ!」
畑に刺さってんのに堅すぎね?
何度も試みるがビクともしねえ!
「ひぶぅ……ってぇぇえ!?」
力入れすぎて右手の親指の皮剥けた!
「くそがぁぁぁああ!!コントローラのボタン連射できねぇだろが!」
ブチッときたので、近くにあったハンマーで剣を何度も打ち付けた。
「ハァ…ハァ…、どうだこのクソ剣が!バーカバーカバーカあ……」
勢いまかせで地面まで埋めちゃった♪
反省はしていない。感情に任せるのもたまには良いもんだ。
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