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「……ティーたん。服馴れた?」
マントの端を指でグリグリして遊んでいたティーたんに、思いつきで質問してみる。
ティーたんは、絡まった右手の人差し指をそのままにして、左手の人差し指を唇に当て、しばし考える。
「まだゴワゴワして馴れない……ニャン?」
ぐふぇぁああ!? まだ猫継続中か!
てか、まだ馴れてないのか。
……作戦Eでいこう!
「ティーたん?ウチの前やと脱いでもええんやで?ウチ、グローバルさかい何でもアリや」
作戦Eとは、エロス、エプロン、エセ関西弁の三要素で成り立っている。
まぁ、平たく言うと裸でエプロンが見たいだけだ。
深い理由は性癖以外は特に無いです。
「……でも、パンツ履くの忘れてるし」
パパパパパパンヌ無し!
「自然が一番だよティーたん。俺も脱ぐから二人でニャンニャンやろぅ?」
無垢なティーたんが笑顔でマントを脱ごうとしたときに、扉が蹴り破られ、銃を構えたレイカっちが蹴りの体制で佇んでいた。
あ、毛糸のパンヌ再び発見。
「全員手を上げろ!」
レイカっちが無理やり低い声で威嚇してきたので、呆気に取られたが素直に両手を上げる。
「いきなりすまない。ウチは変態捜査官の…………レイカ=ヴァウアーだ!」
落ちが雑。
満点小笑いでぇえすぅ。
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