878人が本棚に入れています
本棚に追加
滑って滑り倒したレイカっちは、唇を尖らせ拗ねてしまい壁に銃を発砲してのの字を書いている。
迷惑この上ない。
五個書いたら落ちついたようだ。
院長の悲鳴が聞こえたが、空耳だろう。窓の外にいる透けた院長も幻覚だ。
「お腹空いたでしょ? 病人怪我人変態には林檎ね」
厨二病に脳の怪我に全ジャルの変態エキスパート。
全部ぴったり俺にはまります。
レイカっちは、部屋の外から皮の剥かれた林檎を皿に乗せて持ってきて、ティーたんの隣に座った。
「あの……取れないんでア~ンしてくれない?」
レイカっちは、無言で開けた口に銃口を突っ込んだ。
手を上げ理解したと訴え、ティーたんに取って貰った。
素直に持ってきてくれた林檎を受け取り、食べようとしたがうっすらと血が付いていた。
「血が……」
レイカっちは、慌てて絆創膏の貼られた手を後ろに隠した。
「レイカっち、言ってくれれば良かったのに。……女の子の日……なんだろ?」
折れた部分が三ヵ所増えた。
右手に肋骨に息子。
息子は3つに折り畳めましたwwwww
最初のコメントを投稿しよう!