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スライムの後はすんなり街に着き、甲冑を着たいかつい門番に停められた。
「ども!隣の村から来た勇者っす!」
門番は眉をピクッとさせただけで、たいして反応しない。
こんにゃろう、尿をかぶって息子を腫れ上がらせるぞ!
「勇者ならその証拠を見せろ」
証拠だぁ?見たいなら見せてやんよ!
ズボンを脱ぎ息子をさらけ出す。
風が気持ちいい。
門番は息子をまじまじと見ている。
「これで良いだろ?じゃあ中に…」
門番様は、躊躇無く息子を刈り取らんと剣を横に振った。
ちょっとっま!
おい、どうすんだ。ズボン脱いだ状態で失禁したじゃねえか!
「証拠とは村長から受け取る剣の事だ」
先に言えよバッ。そのちょっとした言葉のせいで、危なく俺の性剣が斬られるところだったぞ。
チャリンコのハンドルに傘の様に掛けていた剣を門番に差し出す。
ちなみにまだ失禁中だ。
もう完全にトラウマ決定だよ!
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