終わりの始まり、終わりの終わり

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毘沙門天:「そういえば、そんな事も聞いていたな……世界樹……ユグなんたらの枝で作り上げたらしい。」 ハル:「ユグドラシル?!」 毘沙門天:「おぉ、それそれ。」 悠斗:「じゃあ、ファレドルが使った「紅之村正」に戻すなら、そのユグドラシルの木を使わなきゃならないじゃないのか?」 悠斗が一つの疑問を挙げると、毘沙門天以外が毘沙門天へと顔を向けました。 毘沙門天はニヤリと笑みを浮かべ、甲冑の中からあるものを黒光りするものを取り出しました。 別にGの事を言ってる訳ではありません。 神様がそんなもの懐に入れていれば、神からただの変態にグレードアップです。 ………毘沙門天が取り出したのは、若干薄汚れ、ボロボロになった日本刀の柄と鞘です。 悠斗:「結構ボロいな。何なんだそれ?」 増長天:「毘沙門天、まだ持っていたか……」 広目天:「毘沙門天の勿体無いの精神は一生治りませんね。」 持国天:「血塗られた村正の柄と鞘………ユグドラシル以上の能力の解放が出来るぞ…!」
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