1825人が本棚に入れています
本棚に追加
帝釈天…………
悠斗:「毘沙門天、来たぞ。」
毘沙門天:「む……来たか。」
悠斗の声を聞き、毘沙門天が歩いてくると「紅之村正」らしきモノを持って歩いてきました。
悠斗:「うまくいったみたいだな。」
毘沙門天:「失敗するわけが無いだろう。さぁ、受け取れ。「紅之村正」改め、「伊邪那伎」を。」
毘沙門天は鞘に収められた「伊邪那伎」を悠斗に突き出します。
悠斗:「あぁ…………!!」
悠斗が「伊邪那伎」の柄を握った瞬間でした。
――――――――――――――
悠斗が目を開くと歪な白と黒のコントラストの世界にいました。
悠斗:「ここは………!?」
足に違和感を感じ、足元を見ると、顔を血まみれにし、体に沢山の刀傷を負った男達が湧き上がって来ました。
悠斗:「なっ………まさか……これが……!」
男:「ウラヤマシイ………」
男:「ネタマシイ………」
男:「ナゼ、オマエハイキテイル………ネタマシイ……」
悠斗:「ぐっ……」
男達は悠斗の体に絡み付くように取り付きます。
男:「オマエノイノチヲヨコセ……クワセロ……」
男:「コノクルシミカラハナッテクレ………」
悠斗:「ぐっ………うるせぇぞ!!!!この野郎共ッ!!!!!!」
バシュン!!!!
最初のコメントを投稿しよう!