終わりの始まり、終わりの終わり

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悠斗は背中から翼を広げ、纏わりつく男達を払います。 悠斗:「あんたらがどんな思いで死んだり、殺していたか…俺が知らない、でも俺が言えるのは、あんたらは死んでからも、過去にすがって怨念として存在しやがる!!気に入らないッ!!」 男:「ヌォォォ!!!キサマニ………ナニガワカル!!!」 男達は体は液状化し、悠斗に再び、纏わり付こうとします。 が…… シュッ!!! いつの間にか握られた「伊邪那伎」で全てを切り裂きます。 ベチャ………ベチャ……… 切り裂かれた男達の体は液体が落ちる音を立てて、飛び散ります。 悠斗:「俺はな………あんたらと違ってな…背負ってるものが違うんだよ!!俺と俺と繋がってる人の未来を背負ってんだよ!!」 男:「ナラ、キサマニトウ………イキバヲウシナッタワレラハドコニイケバイイ?スデニカラダハクチ、タマシイハコノカタナニソクバクサレタ。キサマハ………」 悠斗:「背負ってやる……俺が背負う。俺が未来を掴むために薙払った奴ら、全員………背負ってやる!!!」 その瞬間、全てが白い光に包まれました………… ………ナラバ、ミセテミロ。 キサマガツカム、ミライトヤラヲ………
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