終わりの始まり、終わりの終わり

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ギリギリ!!!!! 繪琉の右手にはどこからともなく現れた剣が握られていました。 その剣は刀身、柄、鍔までが漆黒に染まり、「伊邪那伎」の刀身の周りに白い光が浮遊してるのに対し、その剣はどす黒い気を放っていました。 悠斗:「くっ………」 繪琉:「……………」 ガキンッ!!! ズザザザザザ!!!! 二つの武器が弾きあい、二人は反動で距離が開きました。 悠斗:「…………」 繪琉:「それが本気?そんなわけがない………神にも成り代われた存在を追い込んだんだ……力を見せてみろッ!!!」 バシュン!!! 繪琉の掌から黒い光が放たれ、もの凄い速度で悠斗に放たれます。 悠斗:「サラマンダー!!」 ボォォォォ!!!! 悠斗は繪琉の攻撃に対し、「伊邪那伎」から放たれる炎で対抗します。 シュッ! しかし、悠斗の目の前に繪琉が立ちふさがりました。 悠斗:「!!」 繪琉:「やればできるじゃないか。では、次のステップだ。」 そう告げた繪琉の右手には黒い光。 悠斗が避ける時間が足りませんでした。 ズドン!!!
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