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悠斗:「うぉぉ!!!」
ブシュッ!!
首を左に傾け、繪琉の剣の顔面直撃を避けますが、右肩にかすらせます。
悠斗:「シルフ!!」
悠斗がそう叫ぶと同時に「伊邪那伎」に風が纏います。
シュッ!!
ブォォォォォ!!!!!
悠斗が「伊邪那伎」を振るうと、纏っていた風が放たれ、周囲が乱気流に包まれたように風の流れが荒れます。
繪琉:「くっ………」
悠斗:「うぉぉぉ!!!」
無防備の状態で空中に浮いていた悠斗は乱気流に乗せられ、漆黒の夜空にその身を晒します。
風がおさまり、繪琉は悠斗が空高くにいることに気付きました。
繪琉:「そこか………」
バサッ!!
背中では悠斗の翼と逆の色をした翼が羽ばたき、悠斗へと向かいます。
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