朝は平等にやって来る

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ハル:「神鳴山に8時集合……目的は未確認生命体及び、幽霊探索よ!」 やりたいことをはっきりするのは、いいことだ……だが、ここは、公共の場ですよ~。ハルさん。 見たくはないが、周りの視線は、多分一瞬は、こちらにチラリと……苦しいです。 悠斗:「断ると……?」 ハル:「あの写真ばらまくから……」 あの写真って何かって?聞くな! ハル:「悠斗は懐中電灯を持って、現地にきてくればいいから。」 悠斗:「逝くのは……誰だ?」 誤字だろうが、間違ったことは言っていない。 ハル:「同行者は……まぁ、現地までのお楽しみね。」 ザザッザ……、***~、***でございます。 アナウンスからノイズが出た後、車掌の声が駅の到着を知らせる。 悠斗:「着いたか………」 ハル:「まぁ、くれぐれも忘れないようにね。」 ―――――――――――――― 悠斗:「まぁこういうわけだ……音無海(オトナシ ウミ)君に高梨翔太(タカナシ ショウタ)君……」 あの話から約九時間………放課後であり、学校の帰りでもある。 海:「早乙女さんのお願いなんでしょ?付き合ってあげたら?」 翔太:「まぁ、魔女の命令だ。諦めな。」 海は「まぁ、しょうがないでしょ。」、翔太は「ざまぁ見ろ」的な顔で俺を見ている。 退路などない。 悠斗:「てめぇら……白々しいな。」 海:「僕たちは、なにも出来ないもん……」 翔太:「逆らったら、怖いしな。」 悠斗:「はぁ…………」 そして、夜を迎える………
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