電車で(省略)乙女の素肌が(省略)泥に染まる(省略)修学旅行

54/54
1825人が本棚に入れています
本棚に追加
/457ページ
……… というワケで朝です!!窓辺から太陽の光がが差し込みます。 さて、重苦しい気持ちで眠りについた悠斗の朝の一言は……… ガバッ……… 布団をどけ、寝ぼけ眼で正面を見据えて、 悠斗:「腹減った………」 と言いました。 ―――――――――――――― 大広間……… 悠斗:「食った食った………」 魚の塩焼き、煮物、漬け物、味噌汁×5、ご飯×6を朝からひとりで食べました。 海:「よく食べたね………」 翔太:「見てるだけお腹いっぱいだ………」 隣にいた海も翔太もこれにはドン引きです。 悠斗:「育ち盛りだからな。」 しかし、悠斗はそんな目も気にせずに満足げな顔をします。 育ち盛りでも、食う量は決まっています。 海:「今日が最終日だよね。」 翔太:「ここも良いが……やっぱり我が家だよな。」 悠斗:「長いようで短い3日間だったな……………」 3日≒約50ページ≒約1ヶ月ですもんね。 ―――――――――――――― ブロロロ………… バスが旅館の前に止まっており、トランクの中に荷物を詰め込んでいます。 悠斗も詰め込み、バスに乗り込もうとしています。 その時でした。着物姿の麻衣が紙を持って走ってきました。 悠斗:「?……どうした、倉門?」 倉門:「コレッ!ハルさん達にはもう渡しましたがメールアドレスが書いています………あの……その……」 悠斗の手にはメモとシャーペンが握られ、何かを書いていました。 悠斗:「登録しとく。ありがとな。それとこれ、俺のアドレス。」 麻衣:「あっ……ありがとうございます!!」 悠斗:「どういたしまして。またな。」 乗り込んだ瞬間でした。 男子諸君:「堪忍袋の緒が切れた!!!許さねぇ、神崎悠斗!!!!!」 肉を求めるハイエナのごとく、悠斗に集りました。 悠斗:「ちょっ………ギャー!!!」 悠斗には解散まで惨劇が続きました。
/457ページ

最初のコメントを投稿しよう!