*第1章

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薫は極度の方向オンチだった。   薫「どうしようどうしようどうしよう!」 薫はもう半泣き状態   ?「うっせーなぁ… 朝っぱらから頭に響く…」   ?「あれーっ? あれ女の子じゃないー?」   ?「いやいや こんな所にいるわけありませんよ…」   薫「あれ…誰かいる」  廊下の奥から男子3人組が歩いて来た   一人は金髪のちょっと怖そうな人 もう一人は三人と比べて小ぶりで茶髪に赤のメッシュの人 もう一人は黒髪に黒縁眼鏡をした頭の良さそうな人   よーく見ると三人ともイケメンだあ… てか廊下の奥にいるのによく見えるな私……   薫「取り合えず理事長までの道聞かなきゃ」   たたたたたっ   薫「あのーう…すいまs「やっぱり女だ…なんでここにいるんだよ」   さっ、遮られた… わざとじゃないだろうけど。   ?「なーに固まってるの?」   薫「…あ、すいません ちょっと考え事してて」   ?「ところで何故ここへ?」   薫「今日からここへ通う事になりましたっ」   ?「「「…はっ??」」」   え…なんか悪い事言ったかな…   ?「…あのさ、 君女の子だよね?」   薫「そうですけど…」   ?「ここ男子校だぞ」                                                    え。   薫「だだだだ男子校ぉー!!!?」
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