*第1章

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悠「薫ちゃん、よろしくねー♪」   隼「どうぞよろしく」   孝「……。」   薫「よろしくお願いします♪」 薫はニコリと3人に笑って見せた   「「「…ッッ!!」」」 か…可愛い…   薫「あれっ…どうしたんですか? 顔真っ赤ですけど…」   隼「い、いえ! 大丈夫ですよ」   薫「そうですか!よかったー。」   ……あぁ、あれか。 うん、あれだ。 天然。 恐るべし…… 隼たちは顔を見合わせて苦笑いを浮かべた。   薫「そういえば… 生徒会は三人だけなんですか?」   理「あー、 あと二人いるよ。 まぁ後で会うことになると思うから。」   薫「そうですか。」 いい人達だといいな…   理「じゃあ、薫ちゃんは寮へ行って荷物を整理するといいよ。 片岡達は学校の説明と寮への道を教えてやってくれ。」   隼「分かりました。」   悠「了解ー☆」   孝「…だる。」   理「何か言った?黒崎?」 理事長は黒い笑みを浮かべた。   その笑顔にその場の全員が顔を引きつらせる。 ヒッ! 理事長怖い! 笑ってるけど目が笑ってないぃ!   孝「……。 分かったよ……。」   ヤンキーな黒崎君でも理事長には勝てないのでした   孝「おい。 早く行くぞ」   薫「あ、はい!」   悠「じゃあねー♪ 理事長ー!」   バタン   理「ふぅー。 あーぁ…。 男子校だから生徒会入らしたものの…あいつらも薫ちゃんに手出しかねないよな。 まぁ…頑張れ、 薫ちゃん♪」     そんな事を理事長が呟いていたのは薫は知る筈もなかった。        
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