25人が本棚に入れています
本棚に追加
私これからどうしたらいいの…?
私の頭は初めて今の状況を理解したのか今さら涙が溢れた。
「ふぇ…うッ……うぐッ…。」
私の泣き声が静かな公園に響いた。
そして私は空を見た。
小さな星たちが一生懸命に瞬いてる。
「お母さん…お父さん…。私捨てられちゃったよ……。どうしたらいいの…?ねぇ!?どうしたらいいのよ!!…ひくッ……ふぇ…ぐす…。」
私のそんな叫びは広い夜空に吸い込まれた。
本当に私どうしよ…。
瑠稀だけには心配させたくないし、迷惑かけたくない…。
そんな時声がしたんだ。
「お前、こんな所でなにしてんの?」
そこには背の高い男が立っていた。
最初のコメントを投稿しよう!