ひとりぼっち

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―夜― 私たちの楽園は、夜に存在する。 タバコを吹かしながら4、5人で騒いでいる。 これが私の日常。 私の名前は、「葉山 麗亜-ハヤマ レイア」 17才。 普通なら友達と騒いだり、彼氏がいたりの年頃。 だけど違う。 私の普通は、毎日夜の街に繰り出し、タバコを吹かしたり道でたむろしているとケンカを売られ殴り合いをする。 警察沙汰になることも多々。 それが私の普通だ。 いや… 違う…。 私は、それを普通にしようと思っているだけか。 あの出来事さえなければ… 私は今の「普通」と出会うことはなかった?
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