11人が本棚に入れています
本棚に追加
うんうん、と首が取れそうなくらいに頷く
「まぁ、こんな時間に宿題を取りに来るんだから仕方ないでしょ!早く取りに行かないと、もっと怖くなるかもよ?」
祐美「ヤダーーーー!!」
麻美「なら早く行くぜ」
由香「お前が言うな」
「中村先生、ちょっといい?」
「あ、はい!じゃ、早く帰ってきなさいね」
ピシャ!と扉を閉められ、一気に不気味な雰囲気になってしまった
由香「じゃあ、行きますか!麻美を先頭にして」
麻美「なんでアタシぃぃいい!!?」
グイグイと麻美の背中を押して進む
祐美も真似して背中を押していた
だが、そこで瞳は3人に言った
瞳「ねぇ!!やっぱ、今日……やめない?」
麻美「はい?」
由香「え、なんで!?」
いっせいに瞳を見る
瞳「だって……なんか怖いんだもん」
祐美「だめぇーーー!!あの宿題は明日までなんだもん!」
由香「だよねぇ。どっちにしろ、選択はできないんだし」
麻美「はいはい、行くよーー」
まともに話を聞かずに歩いて行ってしまう3人
亜美もちょっと怖い様子でチラチラと瞳と3人を見ていた
で、結局3人のあとを追う2人
「……くす‥」
瞳「!!?」
今度は笑い声
今日は何か出る……と予測し覚悟を決めて5人で図書室の前を通り過ぎた
.
最初のコメントを投稿しよう!