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夕方、まだ校舎の中は暗いというのにはまだ早い時間だ。
校門からすぐの池の前に集まって、それから職員室へと行く予定で待ち合わせをしていた
今、池の前に居るのはお姉さんのように振舞う相川瞳と、小柄で可愛らしい妹っぽい高橋祐美
はたから見ると、どこかの姉妹のようだった
祐美「由香……まだ来ない‥」
瞳「遅いねぇ。亜美も来てない……ってか、アンタ何持ってんのォ!?」
祐美「これ?かわいいでしょ?」
ぬいぐるみを、ニコニコしながら自分の腕の中から抱き上げて瞳に見せた
ちょっと引き気味で頷く瞳
瞳「祐美って何歳!?」
祐美「じゅーはち!!」
笑顔に負けた瞳は、自分の額を押さえながら溜息をついた
すると、丁度いいときに校門から2人の……3人の姿が目に入った
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