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【翌日】
ピーンポーン
「最近来客が多いなー」
今度は誰だーと思いながら私はドアを開けた
!
…え!
ま、まさかの!
「こんにちは。少し良いかしら…」
お、女教師!
「ど、どうぞ…」
私はオドオドしながら女教師を家に招き入れた
「今日は、あなたにお話があってきたの」
「はぁ…」
「大事なことなの。よく聞いて」
女教師は睨むように私を見た
「明財閥が合併をするのは知ってる?」
「えっ…は、はい」
「その合併は、向こうの財閥のご子息と明財閥の娘が結婚をするということで決まっているの…」
…え!
ということは…
ジョンが、結婚するってこと!?
「それが、私になんの関係が?」
「わからない?意外と鈍いのね…」
すいませんねっ!
「単刀直入に言うわ…あなたが、明 美人様の娘なの…」
………………………
この人…何言ってるの?
これって、ドッキリ?
ドッキリカメラとか回ってるの?
「これはドッキリじゃないわ…」
こ、心読まれた!
何この人!
エスパー?
というか、え?ドッキリじゃない?
「な、何を言ってるんですか?」
「一度で理解しなさい…あなたは明 美人様の娘なのよ!」
娘…
私が?
娘?
★
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