憧れと苦悩

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「いや~痺れる~。俺も言ってみようかな?」 俺の背後から調子の良い声で話しかけてきたのは…… 「冷やかしのつもりか?そうならお断りするぜ。竜」 「何だよ~。ノリ悪いぜ」 俺の隣でケラケラ笑いながら歩いているのは 五十嵐 竜也 家も近く結構仲も良い。と俺は思ってる。 「何でそんなに女の子拒否するの~?可哀想じゃん」 竜の質問はいつも答えに困る。こうゆう質問はなるべくして欲しくないものだ。 しかしどう答えようか? 「別に良いだろ?女が嫌いだから。で妥協しろ!」 「じゃあ今回はそれで許したげる。次はもっとしっかり答えてもらうとするよ」 ……やっぱり竜には勝てない。
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