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姫「見えてきたわねぇ。」
現在歩きで移動中。
何で飛ばないの?
姫「運動不足の解消よぉ。」
掃除とかちゃんとやってるのにか?
姫「冗談というわけじゃあないけど、ちゃんとした理由もあるわよぉ。」
どういう理由なんだ?
姫「近くまで飛んでいったら警戒されるでしょう。余計な面倒を起こしたくないし、警戒されたら鬱陶しいじゃないのよぉ。」
まあ、そうだなあ。ついでにどうやって稼ぐんだ?
姫「薬とか色々持ってきたものを売るのよぉ。」
見た感じ持っているようには見えないんだが。
姫「圧縮してあるのよぉ。ついでに言うと、香霖堂にも行くわぁ。」
そうこう言う内に人里に着きましたよっと。
A「だれだ?」
姫「薬を売りにきた薬師よ。」
A「わかった。」
姫「ありがとうね。」
すんなり入れたな。
姫「まあ、妖怪には見えないからねぇ。」
ここら辺でよくないか?
姫「そうねぇ。さて、それじゃあ売りましょうか。」
面白くもないんで飛ばします。
姫「全部売れたわねえ。」
かなり持ってたんだがな。そんなに困っていたのか。
姫「う~ん。そう言うよりか、備え在れば憂いなしじゃないかしら?」
どういうこと?
姫「ちょっと見てみたんだけど、病院とかが少ないのよ。もし風邪とかに罹っても何とかなるようにだと思うわぁ。」
ほうほう、なるほどねえ。次は香霖堂に行くんだろう。
姫「ええ、それじゃあ早速行きましょうか。」
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