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その日、幻想郷を紅い霧が覆い日の光が差さなくなることが起こった。
霊「なんというか、気が滅入りそうね。」
姫「そうねぇ、洗濯物が干せないし、日向ぼっこも出来ないからねぇ・・・・霊夢は。」
霊「何で日向ぼっこが出るのよ。」
姫「言わないとわからないのかしらぁ。」
霊「何がよ。」
姫「グータラしてないで動きなさいよ。またお仕置きされたいの?」
・
・・
・・・
・・・・・・・・・・・・・
霊「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。」
魔「お~い!」
姫「あら、どうしたのぉ?」
魔「いや、何か異変っぽいから解決しに行こうと思ってたけど、いったい霊夢のやつはどうしたんだ?」
今の霊夢の状態は・・・・・何かブツブツ言いながら小さくなってガクガク震えています。
姫「ん~、トラウマを刺激しちゃったのよ。」
魔「いったい何したんだぜ。」
姫「魔理沙にやったのより酷いお仕置きをまたするぞって言っただけよぉ。」
魔「そ・そうか、よくわかったぜ。」
ガクガクブルブル
姫「あらあら、魔理沙も震えちゃって、かわいいわねぇ。」
そろそろ話が進まなくなるから元に戻して欲しいんだが。
姫「そうねぇ、ほら、さっさと戻りなさいなぁ。」
親指と人差し指に力を込めて・・・離すっ!
ドゴォッ
霊、魔「「~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ」」
デコピンとは思えない音がしたんだが。
姫「ちょっと、力を入れすぎたかしら。」
二人とも頭抑えてもがいてるぞ。
姫「まあ、大丈夫でしょう。元に戻ったみたいだし、結果オーライよ。」
霊、魔「「どこがよ(だぜ)!」」
結構打たれず良いな。日々やってる弾幕ごっこの賜物か?
姫「はいはい、魔理沙はこの異変を解決しに来たんでしょうぉ。」
強引に戻しやがった。
魔「おお、そうだぜ。霊夢もいくか?」
霊「このままも迷惑だし、行くわよ。」
霊、魔「「姫子はどうするの(んだぜ)?」」
姫「行くわよぉ。こんな面白そうなこと逃したくないわぁ。」
霊「それじゃあ、いきましょう。」
姫「あ、基本的に私は何もしないからねぇ。」
霊、魔「そんなことだろうと思ったわよ(ぜ)。」」
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