東方紅魔郷

5/9
前へ
/31ページ
次へ
Stage3 「紅色の境 ~ Scarlet Land」 霊「見えてきたわね。」 霊夢の視線の先には真っ赤に染まっている館が立っていた。 魔「目に悪い館だぜ。」 姫「本当にねぇ。 ッと、来たわね。」 妖精が弾幕を張りながら近づいてきた。 霊「とりあえず、あの館に入ってみましょう。」 魔「そうだな。」 妖精を撃ち落しながら言う二人。 姫「それにしても・・・疑問に思うんだけど。」 魔「ああ、私も疑問に思ってたぜ。」 霊「私もよ。」 霊、魔、姫 「「「なぜメイド服?」」」 そう、紅い館から出てきた妖精は全員メイド服を着ていたのだ! 魔「何でメイド服なんて着てるんだ?しかも膝丈が短いぜ。」 霊「ほんとにね、あれじゃあ動きにくいでしょうに。」 姫「貴方達が言うセリフじゃないわよぉ。」 全員互いのことを言えないと思うんだが。 霊「門が見えてきたわね。」 魔「けど、門の前に誰かいるぜ?」 姫「いてもあれじゃあ意味無いわよぉ。」 霊、魔「「寝てるしね。」」 ?「す~、す~。」 門の前で寝ている人が一人。 霊「どうする?」 魔「さっさと行こうぜ。」 姫「起こしても面倒だしねぇ。」 憐れ寝ている人、この章ではもう出番なし! ?「それは嫌です!」 あっ、起きた。 ?「はっ、あなた達は誰ですか!此処から先には通しませんよ。」 霊、魔、姫 「「「寝ていた奴の言うセリフじゃ無い!(無いぜ!)(無いわねぇ。)」」」 美鈴「はうっ、しょうがないじゃないですか!疲れてたんだから! 私の名前は紅 美鈴!此処から先には通しません! 行きます!」 魔「来るのかよ。」 霊「めんどくさいわね。」 姫「来なきゃ出番も無いしねぇ。」 姫子!危ないセリフはやめて! 美鈴「言いながら避けないでください!」 喋りながらも避ける避ける。 魔「うっさい中国!」 中国「ひっ酷い、私は中国じゃあありません!って名前までしないでください!」 霊「今ね!」 霊符「夢想封印」 美鈴「きゃあああああああああああ!」 ピチューン 魔「まっ、こんなもんだろ。」 霊「うまく隙を作ったわねえ。」 姫「あれくらいで隙を作ったほうが悪いのよぉ。」 魔「そうだぜ。」 姫「そろそろ、館の中に入りましょぉ?」 霊「そうね。」 魔「そうだな。」 館の中に入っていく三人。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加