18人が本棚に入れています
本棚に追加
Stage3 「紅色の境 ~ Scarlet Land」
霊「見えてきたわね。」
霊夢の視線の先には真っ赤に染まっている館が立っていた。
魔「目に悪い館だぜ。」
姫「本当にねぇ。
ッと、来たわね。」
妖精が弾幕を張りながら近づいてきた。
霊「とりあえず、あの館に入ってみましょう。」
魔「そうだな。」
妖精を撃ち落しながら言う二人。
姫「それにしても・・・疑問に思うんだけど。」
魔「ああ、私も疑問に思ってたぜ。」
霊「私もよ。」
霊、魔、姫
「「「なぜメイド服?」」」
そう、紅い館から出てきた妖精は全員メイド服を着ていたのだ!
魔「何でメイド服なんて着てるんだ?しかも膝丈が短いぜ。」
霊「ほんとにね、あれじゃあ動きにくいでしょうに。」
姫「貴方達が言うセリフじゃないわよぉ。」
全員互いのことを言えないと思うんだが。
霊「門が見えてきたわね。」
魔「けど、門の前に誰かいるぜ?」
姫「いてもあれじゃあ意味無いわよぉ。」
霊、魔「「寝てるしね。」」
?「す~、す~。」
門の前で寝ている人が一人。
霊「どうする?」
魔「さっさと行こうぜ。」
姫「起こしても面倒だしねぇ。」
憐れ寝ている人、この章ではもう出番なし!
?「それは嫌です!」
あっ、起きた。
?「はっ、あなた達は誰ですか!此処から先には通しませんよ。」
霊、魔、姫
「「「寝ていた奴の言うセリフじゃ無い!(無いぜ!)(無いわねぇ。)」」」
美鈴「はうっ、しょうがないじゃないですか!疲れてたんだから!
私の名前は紅 美鈴!此処から先には通しません!
行きます!」
魔「来るのかよ。」
霊「めんどくさいわね。」
姫「来なきゃ出番も無いしねぇ。」
姫子!危ないセリフはやめて!
美鈴「言いながら避けないでください!」
喋りながらも避ける避ける。
魔「うっさい中国!」
中国「ひっ酷い、私は中国じゃあありません!って名前までしないでください!」
霊「今ね!」
霊符「夢想封印」
美鈴「きゃあああああああああああ!」
ピチューン
魔「まっ、こんなもんだろ。」
霊「うまく隙を作ったわねえ。」
姫「あれくらいで隙を作ったほうが悪いのよぉ。」
魔「そうだぜ。」
姫「そろそろ、館の中に入りましょぉ?」
霊「そうね。」
魔「そうだな。」
館の中に入っていく三人。
最初のコメントを投稿しよう!