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とぽとぽとぽ、湯飲みにお茶が入る。
「はい、お茶よ。」
「あら、ありがとう。んーっ美味しいわねぇ。」
「それにしても、本当に行き成りだったわね。」
姫子を見ながら呟く。
「事前に言っていればよかったかしら？まあ、居候だから家事とかは手伝うわよ。」
「そうしてくれると助かるわ。」
ズズッ、お茶を飲みながらまったりと穏やかな時間が流れる。
「お茶菓子も欲しくなって来るわね。えいっ。」
パチンッ、スッと菓子がお盆の上に出てくる。
「一口サイズの饅頭にしてみたわ。」
「ありがとう。それにしても、相変わらず凄まじいわねその能力は。」
パクッ、モグモグ。
「あっ、美味しい。」
「あら、ありがとう。このくらいたいしたことじゃないわよ。」
「そういうのはあんただけよ。」
ふたたび、まったりゆっくり空気が、
「あっ、ここ危ないわよ？」
「え？」
「あぶねぇー、そこをどけー。」
ぶち壊される。
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