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「い、イチャついてなんか💦💦」 「はいはいはいはい。んじゃ教室でな」 そう言い残して、去っていく影下。 く、悔しいっ! 「ははーん。陽南、秋穂さんとなんかあったな」 「うっ…」 私はまたさっきのことを思い出して、顔を赤くする。 「でも、影下くんね、いつも陽南のこと心配してたよ。家の近くまでよく様子見に行ったりしてたみたいだしね」 …え?! 影下が…? 「…そうなの?」 「うん。だから一緒に陽南ん家行こうって誘ったこともあったんだけどね、そーゆーことするとまた他の子が陽南いじめるからって断られたんだよ」
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