第一章 同盟

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それは異様な光景だった、ひとつの大きな陣幕を挟み二つの軍が睨み合っていた、しかしそれは戦のようには見えない… 「我らとの同盟どうかな?謙信殿。」 「う~ん我々は長年戦ってきましたからな。さてその目的はなんだ?信玄殿。」 そう、ここは上杉謙信と武田信玄の因縁の地、川中島である。 「今我々がこうしている間にも、織田、北条などの大名達が領土を増やしている、我々が戦っているのはやつらにとって思う壷ではないか」信玄が言った。
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