第三章 武蔵攻防戦

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あれから数日がたった。物見からね報告によると北条軍は八王子城から数里のところに布陣しているらしい。 「信房!昌景!」 「はいっお館様」 二人は二人同時に言ったことにきずき睨み合っている。 「そう二人でいがみ合うな」 「ですがしかし…」 「しかしなんだ!昌景!」 この二人がこういがみ合っているのは嫌いだからという理由ではない、ライバルだからである 「おぬしらに3000づつの兵を与える、北条軍を蹴散らしてこい」 「お任せあれ!」 山形が叫ぶ、負けじと馬場も 「お任せ下さい!」 と叫んで慌てて陣を出て行った。
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