妄想と現実の間に

おませさん

誰が言い出したのか、私がまだ可愛らしさ爆発中だった小学一年生の時、「おませちゃん」と呼ばれていたのです。

たまにいるかもしれないよね。
子供なのに、なんかやけに大人みたいなことを言うの。

はたして私がそういう子供だったのかは置いといて、私はそう呼ばれるのがだいっきらいだったんですよ。

うちの周りってホント田舎で。
誰が何処で何してたかとか、あっという間に広がるんです。

夜な夜な、独り遊びもできやしな（殴）

えーと、何話してましたっけ？

そうそう、おませちゃんの話。

そもそも基準はどこなんでしょ？
その、おませちゃんの基準。

「ねぇ、おにいちゃん」

「なんだい、まゆちゃん」

「あたし、おとなになりたいの」

「そうか。じゃあまず、服を脱いでみようか」

「あぅ、どうしてそんなところをさわるの？」

「大人になるには、こうするんだよ」

「あっ、おにいちゃ……」

………………

これじゃあ意味が違う！

でもね、ホント基準を知りたいんですよ。
だってきっと、あまり良い意味ではないでしょう？

こまっしゃくれたガキ

悪い印象しか受けません。

この、お　ま　せ　ちゃん（つん）

あ、（つん）は、ほっぺたを軽く人差し指でつついた音ね。

わけわかりません。
えぇ、自分が１番わかりません。

誰かおしえて下さい。

で、結局なんの話だったの？　コレ。