☆番外編☆

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―吸血鬼が旅行したら3―   1941号室 一条,藍堂の部屋。   ーガチャッー   少々,乱暴に割り当てられた部屋を 開ける藍堂。   藍「…全く,どうして僕たちだけ 男同士なんだっ!!   幾ら枢様だからって, ちょっと酷くないか⁉」   プリプリと怒る藍堂を, 後から入って来た一条が宥める。   一「あーいどう♪そんなに怒らないのw」   そう言うと,一条はどこからともなく ティーセットを取り出して紅茶を淹れ始めた。 藍「一条は腹立たしく無いのかっ⁉ 僕たちだけなんだぞ,男同士は…。   何が好きで,男と同室で 過ごさなきゃならないんだ💦」   藍堂の話をにこやかに 聴いていた一条が, 突然 哀しそうに呟いた。   一「藍堂は,僕と泊まるのが そんなに嫌なの…?   僕のこと,キライ……? 僕はただ…枕投げしたり, 夜通しトランプとかしたいだけなのに…」   何時もと違う一条に, 戸惑う藍堂。   藍「いっ,一条…。 別に僕は,キライとは言ってないだろ💦   好きだよ,好き‼‼‼ 悪いかっ⁉///   枕投げもトランプも付き合うから…」   藍堂の言葉を聴くと, 一条は途端に笑顔になった。    一「なぁーんてね♪ 藍堂,僕のこと好きなんだぁw   枢と優姫ちゃんは お取り込み中だろうから, 架院と瑠佳,支葵と莉磨も誘って みんなで遊ぼう♪♪」                   この後 彼等はジジ抜き,ババ抜き, 七並べ,神経衰弱,大富豪,大貧民で 遊んでいた。   何でも,ビリは藍堂だったとか(笑)
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